先日、友達親子とスタンプラリーに行ってきました。
全ての駅のスタンプを集めるには膨大な労力と時間が必要ですが、今回のスタンプラリーは2~3駅ずつにグループ分けされていて、グループをクリアする毎にカードをもらえるというもの。
一緒に行った親子の内一組は、事前の休みの日に何駅か回ってスタンプを集めていました。
その日はじめてスタンプラリーに挑戦する息子のスタンプ帳は当然、まっさら。息子、お友達のスタンプ帳を見て羨ましそう(不穏な空気)。
そしてスタートしてまもなく、とある駅でスタンプを押したら、事前にスタンプを集めていたお友達はそのグループの他の駅のスタンプをすでに集めており、息子の目の前でカードをゲット…。
イヤな予感的中、元来いじけ虫の息子、ふてくされMAXです。笑
しつこくいじける息子を叱りつつ、なだめつつ…。他の日に時間が取れず連れて行ってあげられなかった心苦しさを感じながらその日は解散しました。
そして、先々週の日曜日。スタンプラリー最終日です。
その日は息子は幼稚園の水泳指導の日。夕方に帰ってきた後も従兄弟たちとの集まりがあり、夜までずっと大はしゃぎでした。
夜になって従兄弟たちが帰り、下の娘を寝かしつけた後…
「○○くん、今からママとスタンプ押しに行く?」
息子の目がキラッと光りました。
「うん!行く!!」
プールと従兄弟たちとの大はしゃぎで疲れているはずなのに、「夜の大冒険だね!」と夜遅い外出にワクワクが隠せない様子。
実はその日の昼間、私はセミナーに出席するために外出。ちょうどその駅にあったスタンプを一つ押してきたのです。(小学生に混ざってスタンプの列に並ぶおばさん。しかも真顔。笑)
その甲斐あって、無事にカードをゲット!息子は大喜びでした。(実は本来スタンプを押せるのは18時までで、優しい駅員さんの粋な計らいでカードゲットに至りました〜。感謝!)
でも、ほんとは大喜びだったのは息子よりもむしろ私の方。息子にとってはただのスタンプ1つ、カード1枚。何なら夜の外出や電車の中のお菓子の方が喜んでたかもしれない。笑
でも私にとっては勝手に結んだ“息子との約束”を果たした!という、ただのスタンプラリーではない、別の意味をもつイベントでした。
シングルマザーになってから、こういうことが増えたなぁと思います。
「母子家庭だから」「ママが働いてるから」そんな理由でさびしい思いをさせたくない。つまらないなんて言わせるもんか!
もはや意地に近い、そんな気持ちです。
結局は、親の自己満なんだよなぁ。すでに部屋の隅に追いやられてるスタンプラリーのカードを横目に、苦笑いです。笑
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