夫と別居を始めてから最初にぶつかった、ペーパードライバー問題。
決死の覚悟で運転していた当初に比べると、もうずいぶん運転にも慣れてきた。
相変わらずカーナビは苦手なので、初めて行く場所はなるべく事前に行き方を調べてから出発するけれど。行き当たりばったりでもなんとかなる程度には慣れてきていた。
そんな私の車生活も、ようやくひと区切り。
息子がこの3月に無事に幼稚園を卒業し、春から徒歩圏内の小学校に入学するため(現在コロナで休校中)、車での送迎が不要になるのだ。
普段の移動には電動自転車があるし、毎日乗るわけじゃないのならカーシェアリングで十分。
そう判断して、「とりあえず息子が卒園するまでの間だけ」と短期間のリース契約を結んでいた車を手放し、駐車場も保険も解約した。
経済的な負担はかなり減らせるし、今のところまったく不便はない。そもそも遠出する用事なんて作らない限りないのだ。
…なんだけど。
なんとなく、窮屈なような、閉塞感のような、そんなものを感じている。
ついこの間まで車乗れなかったのに。一丁前!笑
以前は少し遠くても「よし!行ってみよう!」という気になったり、雨が降っていても「○○ちゃんちに行こう!」と気軽に子どもたちを連れ出してやれたり、子どもの自転車を積んで広い公園に連れて行ってやれたり。
実際にはそこまで行動範囲が変わったわけではないはずなのだけど。
駅から少し距離がある我が家にとって、小さな子ども2人を連れて外出するのに、「車がある」ということが思っていた以上に私の気持ちを軽くしてくれていたんだなと思う。
最近は、マクドナルドのドライブスルー、電車では行きにくい大きな公園、駅から遠いレストラン…
“わざわざカーシェアするほどではない”ちょっとした用事に、(外出自粛も相まって)「また今度にしよう」という諦めグセがついてしまった。
このぜいたく者が!と自分に喝を入れつつ、“心の行動範囲”は決して狭めないようにしよう、と強く思った。
徒歩だろうと自転車だろうとバスだろうと電車だろうと、行きたいところにはどこにだって行く。何よりも、「行きたい」という気持ちをなくさないように。
そしてその一方で、「いつか自分の車を手に入れる」という目標がまた一つ増えた。稼ぐぞー!!
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